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どんな絵本がいいの?
今思うと、赤ちゃんの時、「フォネミック・アウェアネス」を意識して英語絵本を読み聞かせておいてほんとよかったよ!
私は、現在3歳息子に英語育児中で、おうち英語歴約4年です。
息子を妊娠中から英語育児に目覚め、これまで50冊ほどの英語関連の育児書・育児雑誌を読み漁り、約10種類ほどの英語教材を使用し、息子に合いそうな方法を模索し、おうち英語してきました。
私も息子が赤ちゃんの頃から英語絵本の読み聞かせを始めましたが、どんな英語絵本をどのように読み聞かせしたら効果的なのか、手探り状態でした・・・
そこで私は、家庭で英語絵本の読み聞かせをどのように行えばよいのか、英語教育専門家の方の著書を調べて、乳幼児期に最適な英語絵本の読み聞かせを実践してみました。
その結果、今では簡単な疑問文なら理解し、英語で返してくれるようになりました。
本記事では、幼児期に読み聞かせする英語絵本の選び方のポイント、厳選したおすすめの読み聞かせ英語絵本をまとめました。
【0.1歳向け】GOODNIGHT MOON
【2歳~】VERY HUNGRY CATERPILLAR
だよ!
幼児期に読み聞かせする英語絵本の選び方・5つのポイント
ライミング・アリタレーションがたくさん取り入れられた英語絵本であること
ライミング(韻を踏む)やアリタレーション(頭文字が同じ)がたくさん取り入れられた英語絵本を読み聞かせることで、英語独特な音やリズムを習得する事ができます。
英語圏でつくられた英語絵本であること
ネイティブの絵本作家の方が、英語圏の子供のためにつくられた絵本を読み聞かせるのがおすすめです。ネイティブの方がつくられているため、より自然で良質な英語表現に触れることができます。
名作と呼ばれる有名な英語絵本であること
なかでも一番おすすめなのが、世界的に有名な絵本作家エリック・カールの英語絵本です。
英語絵本の読み聞かせイベントでも読まれることが多いうえ、絵本のなかのキャラクターが市販されていることで、外で目にする機会が多いのです。子供も外で目にすることで、「あっ、これ知っている!」と感じて、英語により親しみを持ってくれる可能性が高いです。
1ページに数文の英文が書かれた読みやすい英語絵本であること
1ページに1~3つ程度の英文が書かれている英語絵本を選びましょう。
1ページが長すぎると子供も飽きてしまいます。
読み聞かせる親も、英文の意味を容易に理解できるレベルの絵本を選ぶことをおすすめします。
繰り返しフレーズがあり、絵をみただけでストーリーが推測できる絵本
1冊のうち、同じフレーズが何度も繰り返し出てくる絵本は読み聞かせやすいし、子供も理解しやすいです。
フレーズの意味がよくわからなくても、描かれている絵の英単語がわかっていれば、読み進めていくうちに、どのような意味なのか推測できるようになっていきます。
幼児期はフォネミック・アウェアネスを意識した読み聞かせが効果的!
幼児期の英語絵本の読み聞かせで特に重要なのは、「フォネミック・アウェアネス」を意識することです。
「フォネミック・アウェアネス」とは、英語圏で、幼児期(だいたい5歳未満)の子供に対して活用されている英語教授法のことです。
耳で英語を覚えて発話する方法で、アメリカの研究で実証され、アメリカの小学校でも導入された英語教授法です。
おうち英語の進め方の参考になるこちらの本でも、
フォネミック・アウェアネスについて紹介されていました。
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このフォネミック・アウェアネスのステップで重要なのが、
「Riming(ライミング)」と「Alliteration(アリタレーション)」なのです。
- ライミング:韻を踏む
例:mail、rail、tailなど - アリタレーション:頭文字が同じ
例:country、city、catなど
幼児期に読み聞かせる英語絵本を選ぶ際に重要なポイントは、上記2つがふんだんに使用されている事です。
ライミングやアリタレーションを繰り返し聞く事により、英語独特な音やリズムを習得する事ができます。
その結果、のちに学習する「フォニックス(目で文字を見て英語を発話する教授方法)」をスムーズに理解する事ができるようになります。
幼児期は、フォネミック・アウェアネスを意識して、ライミング・アリタレーションがたくさん取り入れられた英語絵本を読み聞かせて、英語耳を鍛える事がポイントになります。
幼児期に読み聞かせたいおすすめの英語絵本6選
幼児期に読み聞かせする英語絵本の選び方のポイントを踏まえて、厳選したおすすめの英語絵本を紹介します。
紹介した英語絵本は、英語苦手ママである私自身が、息子に読み聞かせた本です。ぜひ参考にしてみてください。
【0.1歳】におすすめの読み聞かせ英語絵本3選
GOODNIGHT MOON
以下のような美しいライミングがたくさん取り入れた名作絵本です。
-
bears – chairs
kittens – mittens
toyhouse – mouse
brush – mush – hush
clocks – socks
house – mouse
ページをめくるごとに部屋が暗くなったり、月が出てきたり、また有名なマザーグースが絵に隠されていたりと、読み込むほどに楽しくなります。
読み聞かせ動画
Yummy Yucky
食事をとる時に使う英語の基本表現【Yummy(おいしい)】【Yucky(まずい)】を覚えられる1冊。リズム感のある簡単な文なので、とても読み聞かせしやすいです。
最後のページで、おいしいもの・まずいものの英単語を学ぶことができ、自然にis とareの使い方も学習できます。
読み聞かせ動画
Chicka Chicka Boom Boom
ほぼライミングでできた文章で、リズム良く読み聞かせできる絵本です。
ただ文章が全体的に長いので、文字を意識して読み聞かせをするのではなく、ライミングの音を意識して読み聞かせするのがおすすめです。
英語の音のリズム感が楽しいのか、繰り返し読んでいると、1歳くらいの小さい子供でも【チカチカブンブン、チカブンブーン】と楽しそうに口ずさんでくれますよ。
読み聞かせ動画
【2歳~】おすすめの読み聞かせ英語絵本3選
VERY HUNGRY CATERPILLAR
【はらぺこあおむし】として日本語版絵本でもおなじみの人気の高い絵本です。
歌もあるので、ちょっと絵本の読み聞かせは苦手…というパパママでも、子供と一緒に歌うことで、楽しみながら英語に触れることができますよ。
曜日やいろいろな食べ物の名前も覚えることができます。
学習できる英単語・英語表現
曜日の英単語
Apple,Orange,Plum,chocolate cake,lollipopなど、食べ物の名前
one piece of~、one slice of~など、物の数え方
など
読み聞かせ動画
BROWN BEAR,BROWN BEAR WHAT DO YOU SEE
動物と色とWHAT DO YOU SEE?が繰り返し決まり文句として出てくる絵本で、フレーズが同じなので小さい子供でも暗唱しやすいです。
動物・色のアウトプットが出てきている子供に読み聞かせてあげると、興味を持ってくれるでしょう。
学習できる英単語・英語表現
bear, bird, duck, horseなど、動物の名前
brown, red, yellow, blueなど、色の名前
What do you see?(なにみているの?)
I see a ●● looking at me.(●●をみているの)
読み聞かせ動画
HOP ON POP
ライミング(韻を踏む音)をおもいっきり楽しむことができる、英語圏で大人気のドクター・スースの絵本です。
一つ一つの文・単語自体は簡単なものの、全体のストーリーが比較的長めなので、英語絵本に慣れてきた頃に読み聞かせてあげるのがおすすめです。
英語が苦手なら、事前に読み聞かせの練習が必要だよ!
読み聞かせ動画
読み聞かせ英語絵本で一番のおすすめは?
今回紹介させていただいた英語絵本のなかで、一番のおすすめは以下の絵本です。
-
【0.1歳向け】GOODNIGHT MOON
【2歳~】VERY HUNGRY CATERPILLAR
【GOODNIGHT MOON】は、簡単な英文のなかに、美しいライミングがたくさん取り入れられていて、リズム良く読むことができるので、幼児期に特に読み聞かせてあげたい絵本です。
【VERY HUNGRY CATERPILLAR】は、アリタレーション・ライミングが取り入れられているうえに、食べ物がたくさん登場するので、小さな子供も興味も持ってくれると思います。また、歌もあるので、子供と一緒に歌いながら楽しむことができるのでおすすめです。
あおむしのぬいぐるみも販売されているので、ぬいぐるみと一緒に楽しむのも、絵本の世界観が広がってよいですね。
英語絵本を読み聞かせする際の注意点
英語絵本を読み聞かせする際に最も注意する点は、親の声で読み聞かせをするということです。
親が英語が苦手で、発音も悪いから、ネイティブの読み聞かせ英語CDを聴かせたいという方もいるでしょう。
しかし研究によると、1歳未満の赤ちゃんに英語の音源だけはひたすら聞き流すのは無意味ということが明らかになっています。
赤ちゃんは直接スキンシップをして話しかけてあげることで、言語脳が発達し、言葉が喋れるようになるといわれています。
できる限り、親の声で英語絵本の読み聞かせをするようにしましょう。
英語が苦手という方は、英語絵本の読み聞かせCDの音声にあわせて、親の声でリピートしてあげる方法もおすすめです。
英語絵本は電子媒体でもありなのか?
最近では、英語絵本を電子媒体でみる事ができるケースが増えてきました。
スマホやタブレットで気軽に読み聞かせできるし、紙媒体よりも出費を抑えてたくさんの絵本を読み聞かせできるので、とても魅力的です。
しかし、乳幼児期は、紙媒体がおすすめです。
スマホやタブレットは、乳幼児には目への刺激が強すぎます。
また、言葉や心、体の発達の遅れにもつながる事が近年の研究で分かってきています。
乳幼児期はできるだけ電子媒体は避け、紙媒体での読み聞かせをおすすめします。
英語絵本の読み聞かせをして、英語耳を鍛えよう
まだ言葉をしゃべらない赤ちゃんの頃から英語絵本を読み聞かせていると、反応が返ってこないので、効果はあるのかなぁ・・・?と不安になることもあると思います。
でも、子供はしっかり耳で聞いて、英語の音とリズムを少しずつ習得しています。
3歳になった今では、絵本に出てきた簡単な英文を発話するようになりました。
発音が決して良くない私の読み聞かせでも大丈夫だろうか・・・と不安に思っていましたが、
今では英語絵本の読み聞かせを続けてきてよかったと実感しています。
英語絵本の読み聞かせは、適切な英語絵本を準備するだけで、手軽に英語耳を鍛えることができます。
赤ちゃんに英語絵本を読み聞かせしたいけど、英語苦手なママやパパ。
まずは、簡単で読みやすい英語絵本の読み聞かせを始めてみてはいかがでしょうか。
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それなら、英語絵本の定期購読・サブスクサービスを利用するのがおすすめです。
購読サービスさえ選べば、あとは毎月、絵本のプロが英語絵本を定期的に届けてくれるのでほんと便利です。
電子書籍サービスなら、かなりお得に英語絵本を読み聞かせることができます。
いくつかサービスがあるので、そのなかから我が子に合うサービスを選んでみるのがおすすめですよ。